イスラエルが9月に空爆をしたシリアの原子炉棟と見られている施設。
最近作られたように装われているが、
実は2003年の時点で衛星写真に写っていたという記事が今週のニューズウィークに載っていた。
今ではシリアが隠蔽のために取り壊したため跡形もなくなっているというのだ。
国際政治に疎い俺は中東情勢にも当然疎いのだが、
やはりこういった政治制度(ヘゲモニー政党制を取っており、大統領が強力な権限を握っている)の国は
アメリカ、欧州の批判を受けやすい。
そうした国々(イラク、イラン、北朝鮮など)はそれぞれで手を組むようになってしまう。
第二次大戦でファシズムのドイツ、イタリア、日本が手を組んだことを考えれば、
歴史は同じような道を繰り返しているなと改めて思ったりします。
このシリアも同様で北朝鮮と親密な関係になっており、
北朝鮮製の武器などを大量に輸入しているんだろうと思う。
記事によればシリアには核開発を進める経済力、科学力がないと考えている欧米の核専門化が間違っている
という文章がある。
経済力は確かに乏しい国である(失業率は20%を超えている)が、
科学力は北からの輸入で可能となる。
かつこういう国は金がなくても武器には金を惜しまない感じがする。
欧米の考え方が必ずしも正しいかどうかはわからないが、
戦争平気が世界からなくなることを祈るばかりだ。