2007/10/17-05:48 日本37位、最下位はエリトリア=報道の自由度ランク-国境なき記者団 |
【パリ16日時事】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は16日、世界169カ国・地域を対象とした毎年恒例の報告書「報道の自由度ランキング」を発表した。日本は「過激なナショナリストによる報道機関への襲撃の減少が見られる」とされ、前年の51位から37位に順位が上がった。 5年連続最下位だった北朝鮮は168位。代わって記者4人が拘束中に死亡したとされるアフリカ東部のエリトリアが最下位に転落した。 |
日本人のイメージとしては
日本は報道の自由は結構認められているんじゃないかってきがします。
ただ実際のところは37位。
思ったより低いですよね。
報道の自由に関しては実名報道の制限があったり
博多駅テレビフィルム事件で判例が出ているとおり、
公共の福祉に制限される、しかもこの事件に関してはフィルムを提出する必要性がそんなにあるのかと思わせるようなところで提出を裁判所に命じられている。
さらに数年前に起こったところで言うと、
政府のNHKに対する放送内容の介入。
とこんな感じで日本は思ってるより報道の自由は制限されてます。
それに関してテレビの民法各社が立ち上がって抗議をしたりしてますが、
制限すべきかどうかは個別具体的に考えるべきでしょう。
報道の自由に対する考え方はここ数年で急速に変わっています。
判例の基準のままで言いかといわれれば、
否と言わざるを得ないんじゃないでしょうか。