2007/12/05-21:39 「大連立話いずれ書く」=読売・渡辺氏 |
渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長・主筆は5日夜、都内で開かれた自民党の中川昭一元政調会長のパーティーであいさつし、自民党と民主党の大連立に向け、福田康夫首相と小沢一郎代表との党首会談を仲介したことを事実上認めた。その上で「いずれは全部書いてやろうと思っている」と述べた。大連立構想が明らかになって以降、渡辺氏が公の場で発言するのは初めて。 |
マスメディアは司法・立法・行政と並んで第4の権力と言われています。
テレビや新聞などの媒体が大きな力を持っていることは疑いがないことです。
一般に近代国家では国家権力は分立され、
互いに「均衡と抑制」が図られています。
具体的には違憲立法審査権や内閣不信任案などですが、
それがあることによりそれぞれの権力の暴走が防がれています。
メディアを第4の権力とするならばその均衡と抑制はどうなっているんだろうかと考えました。
メディアは司法・立法・行政を報道という形で抑制しています。
ただし国家権力がメディアを抑制する能力は持ち合わせていません。
というか、過度な抑制は報道の自由、表現の自由、国民の知る権利を妨げることになるからです。
ただ立法からの抑制としては、
放送メディアにおいては放送法によって一定の抑制を行っていると考えられます。
ただ他権力からの抑制の力はかなり小さいでしょう。
メディアを抑制するもの
それはずばり売り上げでしょう。
新聞なら発行部数、テレビなら視聴率といったところでしょう。
インターネットならアクセス数ですかね?
各メディアは売れるような情報を提供し、
中でも売り上げの多いメディアは巨大な力を持ちます。
力を持ったメディアは自分たちで世論を動かそうと操作するわけです。
今回のナベツネさんの行動もそういうことなんじゃないでしょうか?
読売新聞は日本で一番の発行部数を誇る新聞社。
各政党は影響力のある読売新聞の言うことには逆らえない。
そういうことのようです。
メディアがこれほど大きな力を持つべきなんでしょうか??
またメディアを抑制するのは???
また今度書きたいと思います