2008/03/03-13:07 日銀人事「そろそろ決める時期」=福田首相 福田康夫首相は3日昼、任期切れを19日に控えた福井俊彦日銀総裁の後任人事について「もうそろそろ決めてもらわないといけない時期に来ているのは事実だ。なるべく早く決まるよう話し合いをする段階だ」と述べ、早期に決断して人事案を国会に提示する意向を示した。 民主党は、政府が武藤敏郎副総裁を後任に提示してきた場合は不同意とする方針を固めている。これに関し、首相は「日銀総裁は単なる人事で済む話ではない。国際経済の課題がある状況で、日本の金融の総本山の責任者が決まらないのは日本の信用にかかわる。信用を維持していくことは国際社会においても責任のあることだ」と指摘した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
日銀総裁の人事なんて日本人にとっては誰がなっても同じだろうって感じしますよね。
それは何でかっていうと、
結局昔からの慣例で
財務省出身者と日銀出身者が交互に
就任することになってます。
日本人の感覚からすると
どっちもエリートだからいいんじゃない?
ってところだと思うんですけど、
世界標準からするとそうじゃない。
FRBを例にとってみると、
今のバーナンキさんはマサチューセッツ工科大学で博士号をとった経済学者です。
その前のグリーンスパンさんもマネタリスト経済学者です。
海外では基本的に経済学者が就任するらしいです。
よくよく考えてみると、
財務官僚の超エリートの人たちなんかは
大体東大法学部卒だったりするんで、
法学とか政治学を学んでたやつに何で経済を任せるんだという批判が出ています。
そりゃ確かにそうかなとも思いますが、民主党の批判はなんかそんなところじゃなくて、
ただ文句言いたいだけなのかなって感じにしか聞こえないですよね。
これが日本の二大政党制かと思うと残念ですよね。