2008/03/08-09:44 コロンビアとエクアドルが和解=南米の緊張、終息へ |
【サンパウロ7日時事】コロンビアが隣国エクアドルに越境攻撃を仕掛け、左翼ゲリラ最高幹部らを殺害したことを機に、南米北部で緊張が高まっていた問題で、両国の大統領は7日、ドミニカ共和国で開かれた中南米の国際機構リオ・グループ首脳会議の場で和解を表明した。1日に発生し、親米のコロンビアに反発する反米左派諸国を巻き込んだ騒動は1週間で終息を迎えることになった。 ウリベ・コロンビア大統領は、テロとの戦いの一環として越境攻撃はやむを得なかったと主張する一方、「領土への侵入は認める。謝罪の用意がある」などと述べた。これに対し、コレア・エクアドル大統領は不満をのぞかせながらも「国としてはこの深刻な事件を乗り越えたい」と語った。 |
ふと思ったんですけど、
戦後の世界は西側か東側かっていういわゆる冷戦の対立構造でずっとやってきた。
結局共産主義は崩壊に近い形になったわけですけど、
まだ親米とか反米とか言ってる。
ただ構造は
微妙な変化をして、東西ではなく親米か反米かと。
この辺からもいかにアメリカが中心なってやってきたかってのがでてくるわけで。
ただそれだけじゃないのかもしれないんじゃないかと。
つまり、西側諸国はアメリカしか繁栄しなかった、
その他日本やドイツはかなりの成長を遂げたものの世界をリードするほどの力は持っていなかった。
そんな中でも21世紀に入ってBRICsの台頭、他の新興国の成長もあり混沌とした情勢になってきていると。
ただ21世紀の新興国の成長はどちらかというと反米の国のほうが多いのかと。
まあ共産主義が失敗してそこからの建て直しってことでちょうどこの時期に成長という形になたのかもしれませんが、
それだけじゃないんじゃないかと。
要するにアメリカに負けるなって言うその辺の根性というか国民の雰囲気って言うのがあるんじゃないかなと
9.11からどう考えてもアメリカは間違った方向に進んでいるわけで、
各国がもう黙ってられねえと。
これから反中とか反露とか何になるのかはわかりませんけど、
もしかしたら二項対立の構造ではなくなるのかもしれませんね。
それも難しいでしょうけど。