オバマ歴史的勝利を探る

ちょっと古い話になってしまうが、

大統領選のネタをちょっと考えていこうかと。

歴史的大勝利といっても一般得票率はそこまでの差はない。

オバマ53%、マケイン46%(だったかな?)

ただ、アメリカの選挙制度はご存知のとおり州ごとに選挙人を総取りする方式を採用しているので

(ネブラスカ州とメーン州で例外有)

選挙人の数の差を見てみると

オバマ365人、マケイン173人と大差でした。

オバマの選挙対策としては

まず4年前の選挙でケリーが勝った州での支持を固め始めた。

そのまま民主党に流れる州もあれば、

当然どちらに転ぶかわからない州もある。

さらに最後まで競り合って僅差で勝利したバージニア、フロリダ、コロラドなどの州もある。

オバマの今回の勝利の特徴はバージニア、インディアナ、ノースカロライナなど

長年民主党候補が勝てなかった州での勝利ができたことだろう。

無党派にアピールすると言っていたマケインが

共和党民主党どちらにも揺れるいわゆるスイング州で勝てなかったこともオバマのすごさを感じさせられます。

ではオバマの勝因はなんだったんでしょうか。

①ブッシュ政権への不満

②オバマの人間性への魅力

③インターネットを駆使した資金集め

(普通は大口のスポンサーから巨額の資金援助を受ける)

④予備選の盛り上がり

⑤人種票 黒人、中南米系住民など

⑥旧来の住民構造からの変化

⑦金融危機

⑧サラペイリンへの嫌悪

ってところだそうですよ。

まぁブッシュ政権への不満と金融危機、そしてオバマの魅力ってところが大きいんだろうなあって

思います。

これからかなり難しい問題が山積みですが、

ひとつひとつ冷静に勝つ迅速に対応していってほしいなぁと思います。