共和党候補者指名の幕開けとなる
アイオワ州党員集会が3日夜開かれました。
今回の党員集会で
前マサチューセッツ州知事のロムニー氏が
わずか8票の僅差でサントラム元上院議員に勝利したことが伝えられています。
得票数はロムニー氏が3万0015票、
サントラム氏は3万0007票で、得票率はともに25%。
ロムニー氏は経済界の支持が厚く、
サントラム氏はキリスト教保守派の支持を固めているとされています。
このロムニーさんという人物ですが、
経済界からの支持が厚いんです。
というのも、ベインアンドカンパニーという
アメリカのコンサルティング会社のCEOを務めていたり、
それ以前にはファンドを共同で設立していたり、
マサチューセッツ州知事時代には
財政危機に陥っていた州の予算を削減し、
財政均衡をもたらしたりと
かなり手腕があるという評価のようです。
ロムニー氏は2008年の大統領選にも立候補をしたのですが、
現在とは違ってかなりリベラルな姿勢をとっており
共和党の候補者ですから
当然保守派からの批判が強かった。
そんな中で徐々に右傾化していくことに成功して
現在の支持を得られているということなんでしょうね。
2月のミニチューズデーと
3月のスーパーチューズデーで
この僅差の結果がどう変わってくるか。
面白い選挙になりそうです。