【ソウル時事】16日付の北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞は、金正日総書記生誕70周年の記念社説で、「わが国が世界的に指折りの核保有国、人工衛星打ち上げ国になったことで、誰もわれわれをさげすむことができなくなり、後世万代の繁栄が保証されるようになった」と主張、今後も核兵器を持ち続ける考えを示した。朝鮮通信(東京)が伝えた。
同紙は「金総書記が強力な戦争抑止力、核抑止力を築いたのは、国と民族の地位を根本的に変えた特別の業績」と指摘。23日に北京で開催予定の米朝高官協議を前に、強硬な姿勢を見せた。
個人的には核抑止論なんてものは
あってはいけないものだと信じているのですが、
やはり各国のパワーバランスというものは
実際に存在するわけで、
世界の流れと違った歩みを続ける国は
核の保有、国内の統制の強化、情報統制といったことが行われます。
先進国が数十年前に行っていたようなことが
北朝鮮、シリアであるというわけです。
そうでもしないと欧米の列強には勝てないと。
一方そういった国々の立場からすると、
ただ自分たちが思うように進もうとすると
アメリカやヨーロッパ諸国に行く手を阻まれる。
そんな思いもあるのでしょう。
ロシアや中国も欧米に対しそういう思いを持っているからこそ
安保理決議で拒否権が発動されてありする。
そんなことで真の国際平和は達成できるのか!
目先の政策として軍事戦略はいろいろ考えなければいけないが
長い視点では完全な国際平和を見据えなければいけないんだと
そんなことを再確認しました。