米共和党の大統領候補選びは28日のアリゾナ、ミシガン両州の予備選から中盤戦に入る。各陣営は新たな景気対策を発表するなど有権者の引き寄せに躍起で、22日の討論会では互いを中傷し合う場面が相次いだ。
7日のミネソタ、コロラドの両州で
保守派といわれるサントラム氏が勝利を収めたため、
代議員の獲得数ではトップを走っているロムニー氏も
だいぶ焦りの色を隠せない様子です。
3月6日にスーパーチューズデーを控えているため、
焦るのも無理はないといったところ。
このスーパーチューズデーは同時に11の州で候補者選が行われるため、
中傷合戦にも力が入るわけです。
大体大統領選は途中から中傷合戦になってくるわけですけど
おそらく政策の話なんてのは途中で尽きちゃうんでしょうね。
何か大きな動きでもあれば別なんでしょうが、
ある程度のことは序盤で使い果たしちゃうし、
後半にとっておきの政策をというわけにもいかないでしょう。
討論会では
医療保険制度改革法の廃止や、財政赤字の削減といった話が出ていましたが
今回大きなポイントにはならなかったのではないでしょうか。