消費者被害、36%相談せず 11年度スマホ相談は6倍強(日経12/08/31)

 消費者庁は31日、消費者問題などに関する報告書を公表した。全国の消費生活センターに寄せられた相談から集計した2011年度の被害額は10年度に比べ、10%増の2699億円に上った。また、消費者庁の意識調査で、商品などの購入で被害を受けた人のうち、36%が誰にも相談しなかったことも判明。同庁は「消費者行政に対する信頼度が、依然としてあまり高くない」と分析している。

 報告書によると、11年度の相談件数は10年度に比べ、3%減の86万6千件。分野別では運輸通信サービス(25%)が最多で、急速に普及するスマートフォンを巡る相談は10年度の6倍強の1万161件を占めた。「内蔵するソフトが自動更新され、多額の通信料が請求された」などの相談があったという。

 これに金融保険サービス(15%)が続き、投資商品を巡る相談件数は10年度比57%増の2万8363件に上った。高齢者を中心に訪問や電話で高い利回りや元本保証をうたって勧誘する手口が多い。

 また、消費者庁は今年3月、インターネットを通じて18歳以上の2000人に意識調査を実施。「実際に被害を受けたことがある人」のうち、36%が「誰にも相談しなかった」と回答。相談先として「家族や知人」(29%)が最多となり、「弁護士や司法書士」は6%、「消費者団体」は4%にとどまった。同庁は「被害回復に必要な手間や費用が大きすぎる」と分析。国の認定を受けた団体が代表して被害額を取り戻す集団訴訟を提起できる仕組みの導入が必要だとした。


個人的な感覚としては、

「まぁこれくらいだよなぁ。。。」というところです。

消費者問題って基本的には消費者側が

冷静になってよく考えたら騙されてるってわかるようなことだったり、

泣き寝入りしなきゃいけないのかなと勝手に思ってしまったり、

どこに相談したらいいのかわからなかったり

人に相談するのが恥ずかしかったりと、

相談する前に自分であきらめてしまうことが多いんですよね。

すごく気持ちはわかります。

自分も行政書士じゃなければ

誰に相談すればいいのかなんてわからないと思いますから。

これだけ相談しない人が多いというのは

我々が悪いんですよね。

しっかり消費者の方に相談してくださいと

お伝えしていかなければいけないんです!

まぁ弁護士・司法書士に相談するには敷居が高いし費用が…

という方は志塚行政書士事務所にご相談ください。

街の法律家として、あなたの身近な存在として

ご相談を承ります。

下北沢の行政書士事務所

資産運用。証券取引のトラブル、会社設立・店舗出店・相続・記帳代行なら
志塚行政書士事務所

土日・夜間もOK!全国対応可能です。

まずはご相談ください!

メールはこちら

shizuka@shizuka-office.com

☎03-6804-8151