外環道、練馬―世田谷間が着工

東京外郭環状道路(外環道)の練馬―世田谷間(約16キロメートル)の建設工事が5日、始まった。複数の高速道路とつながり、渋滞緩和が期待される。国土交通省や東日本高速道路などは東京都が招致を目指す2020年夏季五輪開催までの開通を目指す。だがそのハードルは高く、用地買収をどれだけ早く終わらせるかが焦点となる。

 着工区間は、練馬区にある関越自動車道・大泉ジャンクション(JCT)から、東名高速道路に新設する東名JCT(仮称)の世田谷区内の予定地までの16.2キロメートル。1966年に事業計画が決定したが、環境悪化を懸念する住民の反対で長く建設が凍結されていた。

 埼玉方面と神奈川方面を行き来する車は、東京都心に用が無くても首都高速道路や幹線道路(環状8号線など)を経由するケースが多いため、都心の交通渋滞の一因になっている。

 現在、東名高速・東京IC(インターチェンジ)から環状8号線を経由して関越道・大泉ICまで車で走ると1時間前後かかる。外環道が完成すれば12分前後に短縮する。

 高速道路を利用する機会の多い企業は着工を歓迎する。食品卸大手の国分は「西日本地域のメーカーからの調達スピードが改善するなどで、当社が得意とする北関東エリアの商品供給力が上がる」と話す。

 同社は5月に埼玉県三郷市に大型物流施設を開設するなど、首都圏の物流拠点を再編している。外環道が開通すれば拠点間で、商品をやりとりしたり、出荷エリアを補完したりしやすくなる。

 一方、外環道は三郷市の三郷南ICから、千葉県市川市の高谷JCTまでの約16キロメートルの区間について、15年度の開通を目指して整備中だ。これまでにほとんどの用地を取得した。開通すれば、千葉北西部から埼玉県方面への所要時間が大きく短縮される。例えば市川市役所から埼玉スタジアムまでの所要時間は現在の半分以下の35分に短縮する。

 物流施設のプロロジスは外環道と首都高湾岸線が接続する予定の市川市に2つの物流施設を持つ。習志野市ではアパレル会社向けの専用物流施設を建設中だ。同社の担当者は「外環道の計画も見越して市川市などに立地を進めてきた。(外環道が開通すれば)北方面への交通のアクセスが良くなり、顧客の利便性が高まる」と期待している。


練馬世田谷間が繋がったらだいぶ楽になるなーって

ただそれだけの話なんですが、

まぁ事務所が世田谷区にあるもんですから、

北に行くとき楽になるなぁと。

20年までの開通を目指すということらしいですが、

用地買収などの課題がまだ残っているということで。

まぁすんなり進んでくれると個人的にはありがたいですが、

不利益になる方もいらっしゃるわけですからね。

内容薄くてすみません。