http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20120912&ng=DGKDASFS1103H_R10C12A9MM8000
地域金融機関で中小企業向けの再生ファンドの設立が相次いでいるようです。
債務整理や経営指導をファンド主導で進める形になり、
金融機関が保有する債権はファンドに売却することになります。
その時点で不良債権として処理されますが、
企業側は延命することができます。
中小企業金融円滑化法が来年3月に期限切れを迎えることを想定し、
その対応策としてこの再生ファンドの設立が相次ぎ
政府も後押しを進めています。
地域金融機関の健全性を保ちつつ中小企業の大量倒産を避けるには国との連携も急務だ。政府は都道府県の中小企業再生支援協議会を活用し、見込みのある企業を金融機関が持ち込む体制を整えつつある。協議会で作った再建計画に基づき、ファンドが迅速に資金を出す仕組みづくりが課題となる。
ということです。
資金繰りに厳しい企業などは是非活用していただきたい制度ですね。