相続人の確認④~妻がいないケース

前回までの事例ではすべて相続人の配偶者が生存しているケースを考えてきましたが、

当然、場合によっては先に配偶者が亡くなっている場合もあります。

その場合はどうなるのでしょうか?

答えは簡単で、

相続順位の高いものが100%相続することになります。

つまり子がいれば子(代襲相続の場合の孫、ひ孫等含む)が100%

子がおらず、直系尊属(親、祖父…)がいれば直系尊属が100%

子も直系尊属もおらず、兄弟姉妹がいれば兄弟姉妹が100%

の割合で相続します。

また、順位内の人物が複数人いる場合は100%の相続分を人数で頭割りします。

法定相続についての超基本的なルールはこんなところかと思います。

ただ、相続は非常にたくさんのケースが考えられます。

家庭があればその数だけ相続の方法があるわけなんですよね。

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