インデックスの資金はどこへ? 6月資金流出入ランキング 投資信託を考える第76回

毎月恒例、月間資金流出入ランキングから投資信託の流れをつかみ、投資戦略を考える動画です。REITファンドが引き続き売られ、さらにインデックスファンドも売られ、インド・ハイイールド・オーストラリア株ファンドが買われているようです。
国内中小型も人気ですね!

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富士ゼロックス、HDへの追求不十分-日経新聞

日経新聞の有料会員限定の記事ですが

富士ゼロ会計不祥事、HDの責任追及「不十分」

という記事がありました。

富士ゼロックスの不正会計について
要は富士ゼロックスに対する対応はそれなりになされたかもしれないが
問題の持株会社である富士フイルム自体の
責任追及が十分ではないという内容です。

富士フイルムは上場企業
富士ゼロックスは非上場子会社ですから
株主の追及を受けるのは富士フイルムです。
親会社は子会社を監督する責任がありますが、
富士フイルムはその責任を十分にとったとは言えないのではないか
ということですね。

ガバナンス強化にはもう少し時間がかかるんでしょうかね。
株価の推移とともに気になるところです。

J-REIT価格が下がる要因と考え方

2017年初からREIT市場が軟調ですが、
下のチャートをご覧いただくとわかる通り
6月あたりから下落スピードが加速している様子です。

この要因を考えていきたいわけですが、

そもそもの話、
REIT市場は金利敏感株といわれています。



不動産を買うにはPO・IPOで資金調達することもありますが、
その他に借入を行うわけです。
REITはその借入の割合がかなり大きいわけですが、
当然市場の金利が上昇すると、
REITの借入金利も上昇しますので、
利払い負担が増加します。
ですので、金利が下がるとREITにとってはプラス、
金利が上がればマイナスとなります。

下の図をご覧いただくと

4月の半ば以降、10年債利回りが底を打ってからの動きと
REIT指数は逆相関のようにも見えます。

実際金利が上がっているからREITが売られているという動きは
確かにあるのでしょう。

しかし、それ以上に
REIT市場で言われているのは
投資信託、REITファンドの売りが大きいということです。
REITに投資する投資信託が売られているため、
その解約に合わせて
投資信託事態が個別のREIT銘柄を売却しているということです。

モーニングスターの発表したデータによりますと、
国内REITはこの3ヶ月で963億円の資金流出となっています。
6月単月で見ると450億円の資金流出で
6月末時点の国内REIT全体の純資産残高が29931億円であることを考えると
なかなかのインパクトです。

6月から下落が大きくなっていることを合わせて考えると
投信の売りというのも頷けるところですね。

ではなぜ国内REITファンドは売られているのでしょうか?

一つの見方として、
毎月分配型ファンドに対する風向きが厳しく
REITファンドもそのあおりを受け
解約が増えているという見方があります。

金融庁が毎月分配型ファンドに対して厳しい意見を表明していることも
昨今話題となっているところですが、
評論家などからも毎月分配型ファンドの非効率性などに対する批判が多くなっています。

批判の中心となっているのは
これまで投資信託の投資家に人気があった海外REITファンドが中心ですが、
国内REITファンドも純資産残高でみると
毎月分配型のものがほとんどとなっています。
つまり、毎月分配型ファンドから資金流出している流れで
国内REITファンドも売られているということですね。

これは半分当たってて半分外れているのではないかと思います。
というのは、毎月分配型ファンドの人気がなくなっているのは確かなのですが、
その中心はやはり海外REITファンドや
通貨選択型などの二階建てファンドが中心です。

一方で、米国のハイイールドやオーストラリア株などに投資する
毎月分配型は引き続き人気となっています。
毎月分配のファンの方は
再び毎月分配を買うことが多いです。
分配金が下がってきた毎月分配型ファンドを解約し
新たな毎月分配型ファンドを買うという流れです。

そのため、パフォーマンスの悪い国内REITファンドは
売却の対象となり、
今人気のUSハイイールドやLMオーストラリア株などに
資金が流れているのではないでしょうか?
もちろん一部はひふみプラスなど
毎月分配型ではないファンドにも流れているとは思いますが。

というのが私見ですが、
ではどうするか?
上記の事情での下落ということならば
REITは今買いなのでは?
という結論です。
ストレートに個別のREITを買いに行ってもいいですが、
個人的には
ETFや分配型ではないREITファンドを購入して
分配金は再投資していきましょう。

7月14日現在のJREIT全体の分配金利回りは4.20%になっています。
これ、かなり大きいです。
米国REITなんて目じゃないですよ。
これを積立でもいいですし、
単発で買ってもいいですが、
複利で回していくとかなりすごいのでは?
ということです。
どれくらいの効果になるかは
投資信託を考える」の動画で
近々公開しますね。(←という宣伝)

J-REIT価格が下がる要因と考え方②はこちら



ローソク足分析③ 単線での買いシグナル Stock Station 第46回


 

 

1つのローソク足で買いシグナルとされているものをまとめてチェック!これが出たら上昇買い!?
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スーパー銘柄研究 片倉工業(3001)

片倉工業(3001)
業種 繊維
長野県で絹製糸生産を開始。富岡製糸場も合併。医薬品、消防車当機械も。商業施設の開発運営、賃貸など不動産業が利益の柱。

1873年 長野県諏訪郡の座繰製糸を開始
1914年 合資会社大日本一代交配蚕種普及団設立
1920年 片倉製紙紡績株式会社を設立
1922年 東京株式取引所清算市場に上場
1939年 旧官営富岡製糸場(株式会社富岡製糸所)を合併
1949年 東京・大阪・名古屋証券取引所市場(東京・大阪は第一部)に上場
1987年 富岡工場(旧官営富岡製糸場)を休止

社名
片倉工業株式会社

本社所在地
東京都中央区明石町6-4

代表者
代表取締役社長 佐野 公哉

設立
1920年3月

資本金
18億1729万5000円

従業員数
349名(平成28年12月31日現在)

株式
東証1部上場

主な非上場連結子会社
トーアエイヨー株式会社 医療用医薬品(心臓薬、ビタミン剤等)の製造・販売
日本機械工業株式会社(NIKKI) 消防ポンプ車等の製造・販売(シェア1位はモリタHD(6455))

銘柄特性
戦後財閥解体指定後機械事業に参入、多角化を進める
肌着などの衣料品を中心とした繊維業
経皮吸収型治療薬、狭心症治療薬
ショッピングセンター
デイサービス施設運営

医薬品は後発品拡販
消防車の受注増
さいたま新都心エリアの自社余裕値を活用

比較企業
モリタHD(6455)消防車
あすか製薬(4514)医薬品
グンゼ(3002)繊維

さいたま新都心駅 コクーンシティ

実績 会社予想
更新日 2017/2/14 2017/5/11
決算期 2016/12連 2017/12連予
売上高 46,927 48,000
営業利益 1,486 2,000
経常利益 2,152 2,500
当期利益 1,691 1,300
一株利益(円) 48.11 36.98
一株配当(円) 10 10
決算月数 12 12
予想社数(社)

企業不祥事対応 個人だってひと事じゃない!

昔から企業の不祥事は絶えないが
年々消費者の見方は厳しくなっており、
不祥事への対応を誤ると一気に倒産に陥ることも多々あります。

当事務所にもトラブル対応などの相談も多く寄せられています。
そこで企業不祥事の事例などを見ながら対策を考えていくというシリーズを始めてみたいと思います。

まず、企業の不祥事などの危機から復旧する方法、道筋を
平素から考えておかなければいけません。
不祥事からの回復には、ある程度カテゴライズされたパターンが決まっていることが多く、
回復プロセスもパターン化できるものが多いです。

まず、行うべきは危機状況の把握です。
これはもちろんなのですが、
うわべの事実だけを認識しても仕方ありません。
危機状況の背景やその影響としてどのようなことが発生しうるかまで
適切に把握することが必要となります。

ここで注意しなければならないことは、
危機状況からさらに炎上してしまったり
事態が拡大してしまう場合、
ほとんどが初動の動き方を誤ってしまうことが多いです。

つまりは適切な心理状態ではない状況で
顧客やマスコミなどに感情的な対応を行ってしまうことにより
修復を難しくしてしまっていることが多いわけです。
ですので、とにかく落ち着いて冷静に対応することが必要となります。

今回は概要的な話になりましたが、
次回以降の記事では
具体的な事例を見ながら危機対応について考えていきます。

2017年上半期主要株価指数&投資信託ランキング投資信託を考える第75回

2017年も半分過ぎましたので、半年間の各国の主要株価指数の騰落率ランキングと投資信託のリターンランキングを紹介しつつ、下半期の見通しについて考えています

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【株】3万円からの投資生活 久しぶりの地政学リスク 07.04

ISM製造業景況指数が良かったため高く始まった株式市場でしたが、北朝鮮からのミサイルで結局マイナスで終わりました。そんな中、米新車販売台数などの数字が良く特に日本車が好調ということで輸送用機器が堅調。メルマガの内容が当たって個人的には嬉しい限りです。

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(三菱)GSビッグデータストラテジー(日本株)売買回転率に注目! 投資信託を考える第74回

今回は以前扱ったGSビッグデータストラテジーの日本株版のファンドです!アルゴリズムなどは依然と同様ですので、その辺は第53回と第59回をご覧ください。そしてこのファンドの特徴はTOPIXに対してオーバーウエイトしている銘柄でしょう。インデックスを上回るための銘柄入れ替えに注目してください!

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